平成13年度 人気投票結果
平成13年度 静岡県高等学校総合文化祭書道部門大会を終えて
―生徒集会あいさつ―
生徒実行委員会実行委員 猪ノ口法子


 高文祭の書道展の作品は、他の書道展と違いバラエティーに富んでいて、見ていて本当に楽しいと思いました。
 みなさんも、県内の数多くの高校生の作品を見て、率直に、「うまいな」「すごいな」と感心たり、「繊細に書かれた文字だな」「迫力があるな」「私も挑戦してみたいな」などさまざまに思いをめぐらせたことと思います。
 私は、このように作品を見てそれぞれの視野で、考えたり、感動したりすることは、とても大切なことだと思います。自分で作り上げた、限られた狭い世界観が、多くの作品を見ることで一気に広がるように思えるのです。
 これは、自分の作品が「いかに人を驚かせ、作品にくぎ付けにすることができるか?」に とても関係してくるのではないかとも思えます。確かに、技術的な向上にも影響してくるでしょうが、私はそれ以上に、多くの作品を見ることによりその人の世界観が深まることの方が大切なことだと思います。一人一人が違う世界観をもっているからこそ、世界に二つとない、個性的な作品ができるのだと思います。
 また、この書道展には、入場者による人気投票と言う面白い企画がありますし、批評会も行われています。普通の書道展には見られない試みです。人気投票や批評会をすることで、自分が表現したことが見ている側にどれだけ伝わったかを知ることができ、お互いに切磋琢磨することで、それぞれの書がよりいっそう上達していくように思います。
 多くの作品から、作者それぞれの書に対する一生懸命さや書に対する姿勢が伝わってくるように感じました。これからも、どうかその姿勢を忘れずに、みんなで生き生きとした作品作りに取り組んで行きましょう。
来年への抱負
―県内の書を愛する高校生へ―
 鑑賞眼の稚拙さを指摘されないよう、少なくとも臨書作品を鑑賞する時に、原本のイメージが頭に浮かぶよう勉強しよう!そしてできることなら自分の言葉を素材に、お手本なしで、高校生にしかできない創作作品を創造してみよう。
 この投票で上位になっても、全国大会に出場できるわけでもないし、賞状を貰えるわけでもありません。賞品も何もありません。頂ける物は仲間達からの温かい拍手だけです。しかし、その拍手は、ご来場頂いた大勢のみなさんの賞賛にあふれた拍手なのです。拍手は実行委員会の美学です。だからこそ・・・

頂いた拍手に誇りを持とう!
そして来年、拍手する人達は、
掌に力の限り、温かさを込めよう!