平成25年度 静岡県教育長賞(個人の部)

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題「臨小島切」
浜松学芸高校2年 宮野しえり

 私が書いた「小島切」は、1年生の終わり頃から取り組み始めました。繊細で流麗な線が特徴であるにも関わらず、なかなか思うに任せず、悩んだ時期もあったため、受賞の喜びは言葉では言い表すことができません。今後はこの賞に恥じることがないよう、自分が納得のいく作品を書くことができるように一層精進していきたいと思います。
平成25年度 静岡県高等学校文化連盟会長賞(個人の部)

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題「臨香紙切 」
県立沼津西高校2年 堀池 真由

 私はこの度の県高文祭において、高文連会長賞という栄えある賞をいただき大変嬉しく思っております。入学時より仮名の勉強を開始し、その成果を試す節目として精一杯努力を重ねました。この古筆は、微妙な筆のねじれや肥痩、筆圧の変化、美しい行の流れなどが紙面に存分に表れ偉大さをも感じます。何度も添削をいただき少しずつ成長できたように思います。これからも一段一段しっかりと歩んで自分を高めていきたいと思います。

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題「春」
静岡県富士見高校2年 福島 真由

 私はこの詩を読み、自分が想像していた『ちょう』とは違う新鮮な思いを作品にしてみました。
 広大な韃靼海峡をたった一匹のちょうが渡りきる、その情景を表現するのを工夫しました。字の配置、墨の濃さを注意し、一番目立たせたいところまで墨を付けず一気に書きました。この詩は同じ文字のくり返しが多いので、一つ一つ違うように書くことを意識して仕上げました。自分でも満足出来たものが選ばれとてもうれしく思います。
平成25年度 静岡県高等学校文化連盟書道専門部会長賞(個人の部)

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題「臨木簡」
県立浜北西高校2年 中安 晶鵬

 今までで一番大きな紙に書きました。一字一字の大きさや木簡特有の線の伸びやかすれなど、普段書く作品とは違う点が多く苦戦しました。先生からアドバイスをもらい作品がまとまってくるにつれ、のびのびと楽しく書くことを心がけました。この作品が静岡県高等学校文化連盟専門部会長賞をもらうことができ本当にうれしいです。指導してくれた先生、家族、部員のみんなに感謝しながらこれからもがんばって楽しく書道に取り組みたいと思います。

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題「王鐸研究 詩文四種」
県立浜松北高校2年 森田 佑甫

 私がこの度このような栄えある賞を受賞することができたのは常日頃指導して下さった顧問の中村照先生と先輩方のおかげと心より感謝しております。入学時より王鐸の書に憧憬し、彼の創り出す字の流れや一字一字の美しさに魅了され耽美してきました。
 この作品が2年間の部活動の集大成となるものです。一字一字の丁寧さを忘れず王鐸のような流れをだせるよう心がけました。
 王鐸の臨書を通し新たな課題を見つけることができました。一層の技術の向上と王鐸についての追求のために今後も自己研鑽に努めていきたいと思います。

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題「臨光明皇后楽毅論」
沼津市立沼津高校2年 高嶋みなみ

 今回、私は光明皇后楽毅論を臨書させて頂きました。
 自分の書いた作品が受賞することができて、夢のようで、とても嬉しく思います。ありがとうございます。
 昨年度末の校外展で初めて臨書し、力強い造形や筆運びに魅せられました。実際に書いてもとても楽しく、自分にもあっていると思い、三尺、八尺の七行書きに挑戦しました。
 作品全体のバランス、行の配置、文字の濃淡やかすれを意識しながら書きました。
 集中し、精神力、自分の思いをのせて全身全霊をかけて書き上げました。書いている間、とても楽しかったです。
 今後も楽毅論の魅力がもっとうまく表現出来るように書いていきたいです。ありがとうございました。
平成25年度 特選(個人の部)

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題「金農・隷書画竹題記」
浜松学院高校2年 清水 美樹

 初めて「三尺×八尺」という大きな紙、「金農の臨書」という作品に挑戦しました。初めて取り組む書体だったので、いろいろなプレッシャーからか緊張して思った通りに書けなくなった時、部活の先輩、友達、家族が励ましてくれたおかげで、諦めていた気持ちから「がんばる」という気持ちに変わりました。そして今までで一番良い作品を書くことができました。支えてくれた先生、先輩、友達、家族に感謝します。ありがとうございました。

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題「小倉百人一首」
県立榛原高校2年 鈴木 明波

 幼い頃から親しんできた「小倉百人一首」。高校生になって、仮名を本格的に学ぶ中で、是非作品として仕上げたいと思うようになりました。変体仮名を調べたり、和歌がいつ、どんな状況で詠まれたのかを想像したりして書くのは、とても楽しいことでした。ただ、流れるような線と仮名文字のやわらかさ、緩急を意識したことによる墨の濃淡といった筆使いや、カルタの配色や配置については、細心の注意を払って完成させました。自分では、納得のいく出来上がりに満足しています。
平成25年度 静岡県高等学校文化連盟会長賞(団体の部)

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題「書の古典に込められた想い」
県立沼津西高校書道部員による共同作品

 三泊四日の厳しい夏期合宿中に、一人一案を出してのプレゼン・コンペが行われ、今回のテーマが決定した。ここで私たちに課せられたのは、完成度の高い細字の臨書と、古典の文意を噛み砕いての現代語訳だった。制作班と研究班に分かれ、それぞれがより良い物にしようと取り組んだ。ここにその結晶として一つの作品にまとまり、そしてこの度の受賞で多くの方に評価して頂いたことは部員内の大きな絆となった。この絆をさらに深め、競い合いながら互いを高めていきたいと思う。

題「」
県立気賀高校書道部員による共同作品

 わたしたちは、「夏目漱石の記憶」というテーマで作品を創作しました。このテーマは、昨年学んだ「こころ」がきっかけで企画したものです。私たちは今年の1月から温めていたこの企画を形にするために、少しでも多くの夏目漱石像を探ろうとその他の作品を読んだり、図書館を訪ねて資料を調べたり、国語科の先生にレクチャーしていただいたりしました。
 また、8月には夏目漱石ゆかりの地を歩き、人物像や時代背景を肌で感じてきました。今回の作品は、その中で感じた夏目漱石とその時代をイメージして表したものです。
  題「」
城南静岡高校書道部員による共同作品

 一年三年の十一名で協力して仕上げたやりがいのある大作でした。
 何十時間を費やしたか計りしれませんが、三年間部員の一員として書法の技術はもとより集中力、友人関係の人生勉強を積み重ねながら卒業最後の労作でした。
 県高文連会長賞をいただきまして部員全員歓喜にわき嬉しさで一杯です。又、私学特別表彰もいただける事になり二重の喜びです。
 この貴重な仲間の縁を大切にこれからも励むつもりです。
 ありがとうございました。