平成21年度 静岡県教育長賞(個人の部)

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題「臨・小島切」
浜松学芸高等学校2年 松山美和子

 今回の出品が決まってからは、学校代表というプレッシャーや緊張に負けないように、時間を見つけては書くことに費やしました。思い通りに掛けない苦悩もありましたが、小島切の魅力に引っ張られるようなかたちで、書き上げることが出来ましたと言えるかもしれません。受賞を聞いた時は、本当に嬉しく、さらに頑張るという意欲がわき上がりました。
平成21年度 静岡県高等学校文化連盟会長賞(個人の部)

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題「七種心経」
県立吉田高等学校2年 村松 優香

 作品搬入日ぎりぎりの、数日前まで掛かってやっと完成させた作品です。昨年学んだ梵字に加え、漢字五書体と漢字仮名交じりも欲張り、筆技上達を兼ねて“般若心経”七種に挑戦しました。書体が変わる毎に筆技を極めるのは苦労させられましたが、仕上げに得意な仏画も添えて、それはそれは丹精込めて書き上げることができました。それだけに、受賞できて本当に嬉しかったです。
 でも、この受賞は私だけの力で成し得たものではありません。完成までに携わって下さった方々、応援して下さった方々がいたからこそのすばらしい結果だったのだと思っています。ありがとうございました。
 今回、こんなにたくさんの文字を書いたの初めてでした。それだけに、いろんな書体も勉強でき良い経験をしたと思います。これからももっともっと書を追求していきたいです。

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題「臨・楽毅論」
県立沼津西高等学校校2年 江本 桃子

 私は光明皇后の「楽毅論」の力強さに惹かれ、この作品を書こうと決めました。力強さを表現するために原寸サイズより拡大して臨書し、半紙練習をたくさんしました。作品サイズに合わせ、小さくても「楽毅論」の力強さをなくさないようにするのが大変でした。
 これからは、全国大会への出品に向けて、跳ねや払いなどの細かいところまで気を配り迫力のある作品を制作していきたいです。

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題「臨・爨宝子碑」
浜松学芸高等学校2年 牧野 百花

 私の作品は爨宝子碑を臨書したものです。まず構成の段階から悩み、3×8という大きさに不安もありました。しかし書き込むにつれて愛着が湧き、羊毛を使った柔らかさも出せるようになってきました。この思い入れのある作品で賞を取れたことは、本当に嬉しいものです。今回の受賞を励みに、これからも努力をしていきたいと思います。
平成21年度 静岡県高等学校文化連盟書道専門部会長賞(個人の部)

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題「雲は竜に従い風は虎に従う」
県立浜松北高等学校2年 楠  朋子

 
 「北高書道」と呼ばれる個性的で自由な書は、個々のオリジナリティーを最も重要視していますが、その考え方を充分に発揮できる隷書の創作分野に取り組みました。
 「雲従龍風従虎」の六文字を単調な線質ではなく、立体的で躍動感のあるものにしようと工夫しました。制作過程において書と対峙し、作品を全身で感じることに努めました。いまひとつ不満ですが、正直言って爽快な気持であることも事実です。

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題「臨・元永本古今集」
城南静岡高等学校2年 殿岡 真実

 今回、「静岡県高等学校文化連盟書道専門部門会長賞」を頂き、驚きと同時に嬉しさで胸がいっぱいです。元永本古今集は装飾性が強く、細い繊細な線、太い弾力のある線を書くことは非常に大変でした。練習は決して楽なものではなく、完成させるにあたっては多くの時間がかかりました。しかし、ここまで辿り着くことができたのは指導してくださった顧問の先生、自分を励ましてくれた友人たちのおかげです。ありがとうございました。

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題「臨・出師表」
県立浜北西高等学校2年 平柳 里奈

 私は、今回初めて篆書体の作品に挑戦しました。この出師表は他の篆書作品と違って、線の太細の変化や、かすれている部分があり、表現することが難しかったです。また、楽しんで書くことを目標にしていたこともあり、精神的にも気を配って書きました。思うように書けなかったり、書く時間が足りなかったり、多くの問題もありましたが、納得のいく作品ができたと思います。今後はさらに練習を重、書に親しんで行きたいと思っています
平成21年度 静岡県高等学校文化連盟会長賞(団体の部)

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題「和歌細彩」
県立吉田高等学校書道部員による共同作品
2年 鶴賀  悠・河村 美紅・山本奈津木
1年 黒柳 千果・中村 早希・原田ひかり・大石帆乃香・古川 真弘
   村松 実奈・前原 理佐・村松 綾香・萬年里々加

 共同作品で最高賞を受賞したと聞いた時は、本当に嬉しかったです。みんなで大喜びしました。
 今年仮名による共同作品で臨むことを決めた時、かなりのプレッシャーがありました。毎年素晴らしい仮名作品が出品されているのと、本校では久し振りの仮名作品制作だったからです。
 まず、題材となる和歌を選び、その歌の理解、そして変体仮名を交えた連綿、全体構成、加えて挿絵の準備とそれはそれは大変でした。2年生も仮名書の経験は浅かったのですが、特に1年生は仮名作品がはじめてのことだったのです。みんなで教えあって、河村先生にしっかり指導していただき、全員がとことんがんばったのが今回の受賞につながったのだと思います。
 この経験を生かし、また来年に向けて一人一人の力とみんなの団結力を高めていきたいと思います。
 本当にありがとうございました。

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題「百人一首」
城南静岡高等学校書道部員による共同作品
3年 漆畑 仁美・深澤 有璃
2年 仁科 裕美・中田 理子
1年 青野早也香・落合 まい・望月 美里

 今回、県高文連会長という素晴らしい賞をいただけて七人全員大変嬉しく思っています。 私たち七人は、「百人一首」を書きました。一枚の砂子の料紙に墨をのらせて書くことの難しさ、そして、文字の配置、筆の強弱、墨の濃淡など、全体のバランスを考えながら書くのが大変でした。
 今回、団体作品の作成にあたり、七人、一人一人の集中力を高め、団結力を深めることができました。また、その大切さと友との心の交流が十分なされなくては仕上げられないことも学びました。ご指導くださった先生にはとても感謝しています。来年もこのような素晴らしい賞をいただけるよう頑張りたいと思います。ありがとうございました。

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題「漢清隷體」
日本大学三島高等学校書道部員による共同作品
2年 秋山ひかり・恩田 理未・北山 綾乃
1年 勝海友理子・植松 千恵・井深 眞紀・山田 実季・川本佑太朗

 漢時代の隷書・清時代の金農の隷書を、刻字と書で表現しました。刻字は初めての挑戦でしたし、その字に合わせた彫り方をして、雰囲気を出すことに大変苦労しました。このようなすばらしい賞をいただき、心よりうれしく思います。