平成17年度 静岡県高等学校文化連盟会長賞(団体の部)

拡大
題名「十人十色(じゅうにんといろ)」
県立吉田高等学校書道部員10名による共同作品
2年 藤田 真衣・火物 真祢・田中 美帆・戸塚祥太朗・山ア 賛良・塚田  丞
1年 河原崎志保・植田 真季・市川紗都美・佐藤 知子

 "十人十色"とは、好み、考え方、性格は人それぞれ違うということです。 そこで、同字数の類似句と紙の大きさで条件を揃え、書体・書風、用筆、紙質、墨質などの工夫で、部員一人一人の持ち味の違いを出すことにしたのです。加えて、作品の一体感を持たせた上で、各々の個性を幅広く放とうと、半円柱状のパネルに装丁して仕上げたのです。 ご来場の皆さんには、作品の左右広い角度から、個性的で一体感のある"十人十様"をお楽しみ戴けたのではないでしょうか・・・

拡大
部分拡大
題名「千文字(篆隷楷行草)」
浜松市立高等学校書道部員11名による共同作品
2年 池ノ谷 瞳・杉本真由美・片桐 梨沙・杉山明日香・原田麻衣子・袴田 沙那・
   高橋 百恵・鈴木 智怜・土屋 由香・堀江 麻矢・町野 恭子


拡大
部分拡大
題名「浜松凧に想いを乗せて」
県立浜松北高等学校書道部員25名による共同作品
2年 平野 景子・高橋奈津美・野中 聖也・山本真梨子・池谷 美香・鈴木 裕香・
   平野 敦子・柏原 圭吾・袴田 有紀・羽田 綾馬・矢部 久美・鈴木 大互・
   鳥山明日香・古橋 一輝・宮野 智博・長野 里香
1年 小野間麻美・大石  愛・早川 由梨・栗田紗裕美・鈴木 杏菜・鈴木 翔子・
   鈴木  華・山田 紗希・鈴木 佑未

 「四捨五入乃人生」・・・余分を省いて自分に必要な物だけを選択し、些細なことにくよくよせず、洗練された人生を送りたい。
 それぞれの思いを託した30本の浜松凧です。私達の思いを乗せて大空に舞い上がって欲しい。
平成17年度 静岡県教育長賞(個人の部)

拡大
部分拡大
題「臨・曹全碑」
県立沼津西高等学校2年 長澤さくら

 私は、一年生の時から曹全碑を臨書してきました。二年生になって気分を新たに全臨を試みましたが、途中で何度もやめたくなることが何回もありました。しかし、この一枚が書けた時は、今まで味わったことのない達成感を感じることができました。
 この県教育長賞を頂いた時は実感どころか、表彰式でも気持ちがついていかず、なぜか涙が出てしまいました。本当にこの作品を書くにあたって多くの人にご指導・アドバイスをしていただき、本当に感謝しています。
平成17年度 静岡県高等学校文化連盟会長賞(個人の部)

拡大
部分拡大
題「臨・本阿弥切」
浜松学芸高等学校2年 中村明日香

 今回、県高文祭で高文連会長賞をいただき、日頃から努力してきて本当によかったと大変うれしく思います。いただいたトロフィーと賞状は客間に飾ってあります。展示会場で自分以外の作品をみた印象は予想以上にレベルの高いものが多いということでした。それらの作品をみて、これから作品を書いていく上で参考にしたいと思うと同時に、今後の活力になりました。今後も今回の受賞を胸に、精一杯頑張りたいと思います

拡大
部分拡大
題「源氏物語」
城南静岡高等学校2年 杉本 大輔

 仮名の勉強を始めて二年目、いつかは源氏物語を作品にすることが出来たらいいなと思っていました。
 源氏物語五十四帖の中から「花散里」と「関屋」を書きました。平安中期の紫式部の世界を仮名という表現を通して、どこまでうったえることが出来るか、自分との戦いでした。墨の潤滑、遅速緩急による仮名美の表現はむろんのこと、空間美にも気を払いました。紙面構成のことで考えたことは、物語の要点となる情景を、絵巻風に描く事でした。
 宮廷ロマンの世界を表出するのに、少なからず効果があったと思います。

拡大
題「五濁塵」
県立吉田高等学校2年 益田 伶那

 「五濁塵」、仏語「五濁」と「五塵」を振り払う思いで、全精力を筆に託して書きました。半紙練習から始めて、全紙版そして3尺×6尺での練習、最後にこの3尺×8尺版での清書と段階を経て数百枚以上は書きました。初めての大作に、精神的にも肉体的にも大変苦労しましたが、先生をはじめ周囲の人たちの支えがあって出来上がった作品です。そして、その努力が好結果に結びついたのだと思います。本当にありがとうございました。
平成17年度 静岡県高等学校文化連盟書道専門部会長賞(個人の部)

拡大
題「『蓬』字で始まる名言」
県立浜松北高等学校2年 高橋奈津美

 半切以上の作品を作ったことがなかった私にとって、紙の大きさはもちろんのこと、軸を通すこと、流れを見せること、迫力を出すことなど、課題は山積みでした。書いては捨て、書いては捨て、の繰り返しで妥協したくなることもありましたが、先生のアドバイスと一緒に頑張ってきた部員の励ましで、書き上げることが出来ました。私にとって、何物にも変えることのできない大切な1枚です。

拡大
題「心響」
県立浜北西高等学校2年 波多野里香

 今回、賞をいただくことができ、とても嬉しく思います。この作品は字数が少なく一字一字が大きいので、字形や線質、そして二字のバランスに気をつけて、毎日手も足も真っ黒になって一心に書きました。「人の心に響くような作品を書きたい」という思いを込めて制作しました。この作品を書くにあたって、熱心に指導して下さった先生や部員のみんなへの感謝の気持ちを忘れずに、今後もよい作品が書けるように努力していこうと思います。

拡大
題「臨・祭姪稿文」
沼津市立沼津高等学校2年 勝又  彩

 初めて挑戦した二尺八尺サイズで今回のような素晴らしい賞を頂くことができ、嬉しく思います。完成した後も自分の字になかなか自信が持てずにいたので、京都大会出場が決まった時はとても驚き、光栄に思いました。これは、作品制作中、自分自身に負けそうになった私を支え励まし、指導してくださった周囲の人たちのおかげです。心より感謝します。これからも精一杯、一つ一つの作品に想いを込めて取り組んでいきたいです。

拡大
部分拡大
題「響きあう 百人一首」
県立吉田高等学校2年 益田 伶美

 百人一首を題材にしたこの作品は、短冊に一種一行書きの百歌が、互いに響きあっているように配置を考えたものです。練習段階で数百回以上、そして清書でこの百首を書き上げるのに三週間以上掛かりました。家でも毎日遅くまで書き続け、全首を書き上げた時の満足感は忘れられません。最初は出来るか不安だっただけに、「やればできる!」という強い意志と精神力を身に付けることができた、思い出に残る大切な作品となりました。

拡大
題「臨・賀蘭汗造像記」
県立榛原高等学校2年 大塚明日香